人を正しく評価できるのは(x,y)=(0,0)の時だけ
先日のブログ自分を観察する力はお読みいただけましたでしょうか?
このブログの中で、”相手を正確に測れるのは自分が(x,y)=(0,0)の時だの時だけ”だと書きました。
このブログでは、(x,y)=(0,0)とhとはおような状態かについてまとめていきます。
ネガティブすぎるのはもちろんだけど、ポジティブすぎるのも×
学問て面白いなって思うんですけど、心と数学もやっぱり繋がっていると思うんですよね。
何が言いたいかというと、難しく考えず素直に数学の世界にひたれば心もわかると思うんです。
つまり、数直線でも二次関数でも、名前を忘れちゃったんですがz軸まである3次元のグラフでも、どのようなグラフや物差しを見ても0が示すものは同じ、”原点”ですよね。
マイナスでもないしプラスでもない、ベクトル0つまり向きを持たない概念が0です。
これを人の心に置き換えると、マイナスはネガティブな感情、つまり憎しみや恨み、怒り、悲しみ、執着心といった感情です。
プラプラスはポジテイブな感情、つまり感謝や喜び、楽しさ、快感、愛情といった感情です。
これらの感情を感じるたびに、あなたの心は(x,y)=(-10,-3)になったり(x,y)=(5,6)になったりとゆらゆら座標を移動しながら、心が健康であれば時間の経過とともに最後は(x,y)=(0,0)の状態に戻るようにできています。
ただ最近は資本主義の中での”成功”に囚われすぎて、自分の心を無理やり操作しようとする動きが活発です。
具体的には、無理やりポジティブに転換しようとか無理やり感謝しようとか、心の奥ではそんなこと1っっミリも思っていないのに、です。
これすっごく面白いなと思うんですが、過剰にポジティブな人の心の中って、実は”ネガティブを否定している”状態なのでxかyのどちらかの座標が実はマイナス方向にあるんですよね。
座標で言えば、(x,y)=(-15,8)だとします。
すると、ちょっとこの辺話が飛躍するんですけど、この世の中って全てバランスを取ろうとするので、原点0でバランスを取るために、(x,y)=(15,-8)にいる人たちと出会ったりするんです。
この時お互いに中和して原点に戻れればいいのですが、そうではなく自分と違うところ(相手のネガティブなところ)に目がいき、「やっぱりネガティブってやだな」と相手のネガティブに対する否定を強めると、この人とは決別し(x,y)=(-23,10)とか、ベクトルは変わらずにエネルギーだけ大きくなった状態になっていきます。
しかし原点でバランスを取ろうとする自然の摂理は普遍的ですので、次には(x,y)=(23,-10)の人とであい、また決別するとベクトル変わらずエネルギーだけ大きくなってを繰り返し、感覚としては、こんなに頑張ってるのに全然思ってる人生と違うと、どんどん問題だけが大きくなると感じるようになっていきます。
(0,0)って?
じゃあ原点て結局どういう状態なのよって話なのですが、すっごくシンプルで、上記であげたマイナスベクトルを持つネガテイブな感情も、プラスベクトルを持つポジティブな感情もてばなし、ただ今に焦点を当てられている状態のことを指します。
よく「今を生きろ」とか「やる気に左右されず行動を続けろ」とかいう成功者が多いと思いますが、これ、頭で考えてこうできてるわけじゃなく、心を0に保つスキルが無意識的にあるかないかの違いだと考えています。
そして心を0に保つスキルがあると行動が勝手に継続できるので、結果何かしらの成功を手にしている人が多いって話なんですよね。
心を0に保つためには、自分の感情のメンテナンスの方法を知って生じたら上手に流して0に戻す、この0に戻るまでの速度を速める方法を知る、あるいは、あまりにも0から離れるマイナス/プラス方向へのエネルギーが大きすぎる人とはとは距離を置く、などの対策ができればOK。
決して人間的な欠落があるとかって話じゃないんですよね。
あなたは原点に戻れてますか?
ちょっと取り止めのない内容になっちゃいましたが、あなたは自分の原点を知っていますか?戻れていますか?
もしも今人間関係に悩んだり自分の軸がわからない人がいたら、それは自分の原点を見失っているのだろうと思います。
もしかすると、ここ最近感じた感情だけでなく、過去に溜め込んだ感情が原因で、自分でも気づかないうちに0からずれているかもしれません。
自分の原点がわからなくなったら一度立ち止まり、ゆっくりと自分と向き合うことで、0を探してくださいね。
0を知っている人間は強いですから。
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